ホールプログラム

環境汚染と人間崩壊の時代、「水俣病」の経験から何を学ぶか。


「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
5月16日(木) 午後6時30分開場、7時〜9時
[A会場]JR博多シティ10階大会議室

 杉本肇(水俣病患者、漁師)
 田口ランディ(作家)

心にキズやゆがみをもつ人の強さや蘇生を描いて若い世代の支持を集める田口さん。両親、祖父母を水俣病で奪われながら漁師として、芸人として生きることを選んだ杉本さん。2 人の講演と対話。


「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
5月18日(土) 午後1時30分開場、2時〜4時
[C会場]ASCビル会議室

 大石利生(水俣病患者)
 佐高信(経済評論家)

水俣の犠牲を生んだ“巨悪”の動向を注視してきた佐高さん。最大の未認定患者団体の代表として2 度めの“最終”解決にこぎ着けた大石さん。素顔の2 人の講演と対話。


「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
5月19日(日) 午後1時30分開場、2時〜4時
[C会場]ASCビル会議室

 永本賢二(胎児性水俣病患者)
 森達也(映像作家) 公式ウェブサイト

オウム真理教の中の人を見つめてメディアによる虚像を指摘した作品で知られる森さん。チッソ従業員の子ながら胎児性患者として生を受け、その悲哀を吐露してきた永本さん。2人の講演と対話。


「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
5月23日(木) 午後6時30分開場、7時〜9時
[B会場]JR博多シティ9階会議室

 吉永理巳子(水俣病患者、リグラス工房)
 小熊英二(歴史社会学、慶応大学教授)

『〈民主〉と〈愛国〉』などの大著で戦後日本の思想、運動史の読み変えを成した小熊さん。急性劇症型で父を失いながら長年の秘匿に向き合い水俣病の語り継ぎに努める吉永さん。2 人の講演と対話。


「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
5月25日(土) 午後1時30分開場、2時〜4時
[B会場]JR博多シティ9階会議室

 川本愛一郎(水俣病患者家族、作業療法士)
 竹下景子(女優) 公式ウェブサイト

長年、映画、テレビ、舞台の第一線に立ちながら、この事件に心を寄せてきた竹下さん。「水俣の闘士」川本輝夫の子ゆえの偏見に抗しながら、地域の介護事業に取り組む川本さん。2 人の講演と対話。


映画とお話「誰にもわかる水俣病」
5月26日(日) 午後1時30分開場、2時〜4時
[A会場]JR博多シティ10階大会議室

 土本典昭監督「水俣病─その20年
 1976年/カラー/43分/DVD 上映

「私は水俣病なのか」。南部不知火海沿岸に近い開催地ならばこそ、患者家族やその力になろうとする方のためのプログラム。お話は水俣フォーラムの実川悠太。わかりやすい映画も上映。


[会場]
A会場:JR博多シティ10階大会議室(144席)
B会場:JR博多シティ9階会議室(84席)
C会場:ASCビル会議室(150席)
※いずれの会場も全席自由、事前の予約は不要です。

[チケット]
一般=当日券1000円 前売券800円 10枚つづり前売券7000円
大学生以下=当日券600円 前売券500円 10枚つづり前売券4000円
※展示会場とは別にもう一枚必要です。

[ご注意]
満席によりお入りいただけない場合もありますので早めにお越しください。